2025/03/14 14:19
こんにちは、千葉県柏市で美容師をしているTAMIOこと奥田です^^
今回は話題のスーパー髪質改善成分「トステア®︎」についてです!
みなさんも一度は聞いたことはあるかもしれませんね。
TVでも取り上げられた成分で今一番ホットな成分ではないでしょうか?
ということで今回はそんなトステアについての回です!
トステアとは

開発元は佐々木化学株式会社で髪質改良原料として2023年に販売された成分です。
主成分をアミノエチルチオコハク酸ジアンモニウムとするコンディショニング成分。
ドライヤーやアイロンなどの熱によって架橋する熱反応方のトリートメントです^^
効果
アミノ酸と似ているトステアは、形状記憶成分とされており、熱反応によってウェーブスタイルやストレートスタイルの持ちを良くしてくれます。
特に癖毛さんや加齢によってうねり出したエイジング毛には効果が高く、髪のうねり・捻れ・広がりを抑え、髪にしなやかさとまとまりを出してくれるといった目から鱗の成分です。
その特性から縮毛矯正の後の癖戻りや、ダメージによる広がりを抑える効果も期待できます^^
効果の持ちとしては約1ヶ月と、割と長く持つのも嬉しいですね!
仕組み

トステアは髪のペプチド結合というS-S結合と同等に大事な髪を構成している組織にくっつきます。
いわゆる架橋というやつです。
この架橋効果で髪のダメージホールに入り込みダメージの穴埋めをしてくれます。
その際に髪の引っ張り強度が増してねじれやうねりも緩和させてしまうという仕組み。そのためパーマやストレート施術と一緒に使うことでよりパフォーマンスが上がるんです。
性質
トステアの効果が発揮される熱量は80度以上とされているので、ドライヤーの熱量だと少し足りないかも知れませんが、それでもある程度水分を飛ばし脱水縮合することで効果は期待できます^^
だとすると軽く120度でアイロンを通すだけでもいいかもですね♪
またphが6以上だとより効果が出るらしいですが、健康な髪の等電点(一番ストレスのないph)は4.5〜5.5では弱酸性です。
アルカリ施術後のダメージ毛の場合はphが上がりますから、傷んでる髪との相性がいいことがわかります。
ちなみにphは“酸性(0)〜中性(7)〜アルカリ(14)”の順です。
本日のまとめ
ということで本日の簡単なおさらいです^^
トステアは非常に優秀な成分であることが分かりますね!
おすすめの使い方としてはやはりホームケアで使っていただいて、特にアイロンやコテでのスタイリングが多い方や縮毛矯正をされている方に向いていると思います!
最近ではトステア入りの商品も増えてきましたが、その中で僕のおすすめを紹介して終わりたいと思います^^
今後もみなさんの美髪活動を応援していきます!
知りたいことや疑問などは公式ラインからご質問ください♪