2025/04/05 23:53
雨の日や梅雨の時期、湿気が多いと 髪が広がる・うねる・まとまらない といった悩みが増えますよね。
特にくせ毛の人は湿気の影響を受けやすく、スタイリングが崩れやすい傾向があります。
この記事では、湿気による髪の広がりの原因を解説し。くせ毛の方でも扱いやすい髪をキープする方法 をご紹介します!
湿気で髪が広がる原因とは?

湿気の影響を受けるのは、髪の内部にある水分バランスの乱れが主な原因です。
くせ毛の方は直毛の方に比べて水分の吸収・放出が不均一になりやすいです。そのため湿気が多い日は、髪がよりうねりやすくなります。
湿気が多いとキューティクル(髪の表面を覆う部分)が開きます。開いたキューティクルは水分を吸収しやすくなりスポンジのように髪が膨張して広がる原因に。
また、ダメージ毛のように髪が乾燥している場合は水分を余分に吸収しようとします。そのため、より広がりやすくうねりも出てしまい収まりが効かない状態になります。
では、これらの原因を踏まえた湿気対策を見ていきましょう!
湿気に負けない!くせ毛の広がりを抑える方法
【シャンプー・トリートメントでしっかり保湿】
シャンプー・トリートメントで癖を取ることはできませんが、落ち着かせることはできます。
特に髪が水分不足だと湿気を吸収し広がるので適度な保湿ができるかが重要です。
- ヘマチン→ダメージ毛・エイジング毛・細い毛質に非常に効果的
- セラミド・リピジュアなど→保湿成分で髪の乾燥を防ぎます
- トステア→形状記憶成分で髪にまとまりを出します
またポイントとして、シャンプーは洗浄力が強すぎないアミノ酸メインのものを選ぶと良いでしょう。
【ドライヤーの使い方を工夫する】
髪を乾かすときのポイントは根元から乾かし、毛先まで指を通すこと。自然乾燥は絶対にしないようにしましょう。
- タオルドライでしっかり水分を取る(ゴシゴシこすらない)
- 根元→中間→毛先 の順番で乾かす
- 指を毛先まで通す
- 最後に冷風を当ててキューティクルを引き締める
【スタイリング剤で湿気ブロック】
スタイリング剤は髪の広がりを抑えるのに有効的です。
髪の表面をコーティングし、湿気の影響を防ぐスタイリング剤を活用しましょう。
- スタイリングオイル → 油分の膜を作り水分をバリア、しっとりまとまる
- ヘアバーム → しっとり感をキープしつつ、ナチュラルな仕上がり
- ヘアスプレー(湿気対策用) → 仕上げにサッと吹きかけると効果的
【くせ毛を抑えるヘアアレンジ】
湿気が強い日は結ぶスタイルもおすすめです。アレンジをしてしまえば広がりを気にすることなく一日を過ごせます。
- 一束に束ねるスタイル(ポニーテールなど)
- 編み込みやシニョン
- タイトなまとめ髪
結ぶ前にオイルやワックスをなじませると、湿気の影響をさらに受けにくくなります。
【縮毛矯正で半永久的に湿気対策】

本質的に解決できる手段として縮毛矯正が一番効果が大きいです。
癖を半永久的に伸ばすことができるのは縮毛矯正だけ。「毎日のスタイリングが大変…」という方におすすめです。
- 髪の内部から癖を伸ばし、広がりを抑え湿気の影響を受けにくくする
- かけたところに長期間(数ヶ月~半年以上)効果が持続
- 朝のスタイリングが簡単になる
一度かけたところは真っ直ぐになっているので広がりを気にする必要がなくなりますが、伸びてきた髪の毛はうねっているので定期的なメンテナンスが必要です。
またダメージを防ぐために、家でのホームケアも忘れずに!
【髪質改善トリートメントを活用する】
「どうしても縮毛矯正は…」という場合は、サロンでの髪質改善トリートメントや酸熱トリートメントも選択肢のひとつ。一時的に癖を落ち着かせてくれます。
- 髪の水分バランスを整える
- 髪の内部から補修し、湿気による広がりを防ぐ
- 数週間〜数ヶ月効果が持続
癖が伸びるわけではないので注意が必要です。
湿気に負けない髪を手に入れよう!
湿気が多い日の髪の広がりを防ぐ、くせ毛を抑える効果的な対策というテーマで解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
- 髪の水分バランスを整える → シャンプー&トリートメントを見直す
- 正しい乾かし方を実践する → 根元からしっかり乾かし、冷風で仕上げる
- スタイリング剤で湿気をブロック → ヘアオイルやスプレー活用
- 湿気に強いヘアアレンジをする → まとめ髪で広がりを防ぐ
- 縮毛矯正やサロンケアで根本的に対策!→ 持続力が高く効果的
湿気の多い日でもツヤのあるまとまり髪をキープするために、今日からできる対策はぜひ試してみてくださいね!